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アンバランスな恋模様

第4章 4日目





会社の先輩に連れられて初めて合コンというものを体験している真っ最中です。





彼氏いない歴かれこれ…やめよう、数えません。

高校、大学とエスカレーター式の女子校で男性に関わることがあまりなかった。
つまり、こういう場は非常に苦手である。




お酒も進み先輩達は楽しそう。
もちろん先輩は好きだし楽しいけど、目の前の男性と何を話せば言いか、全くわからない!







「…ご趣味は…」



「え?(笑)そんな、お見合いじゃないんだから。」





た、確かに…!重いな、私!!
これじゃあ完全に不思議ちゃんではないか。



案の定、


「ちゃんて、可愛いね(笑)」



ほら見ろ!完全にナメられた。









個室の店内で拳3つ分くらい開いた扉から
向かいの部屋にいる人に気付いた。




?こっちを見てます?
え?見てます…よね?知り合いかな?




正直そんなに顔が確認出来ない。
何故ならば私の視力は0.5。合コンくらいコンタクトつけて来いよっていう話。



一応へらっと笑ってみたが、相手はプイッと視線を逸らし、中にいる人達との会話に参加した。


あ、知り合いじゃなかったみたい。恥ずかしい。



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