第3章 3日目
あれから皆ベロベロになるまで飲んで
松岡さんに肩を貸した状態の相葉さんから
ニノは頼むね、と可愛い笑顔でお願いされた。
なんとか二宮くんを私の家まで運び
ソファに寝かせてお水を用意した。
楽しそうだったな、二宮くん。
まさか私達の関係を言うなんて
思ってもみなかったけど。
「・・・」
床に座りボーッと二宮くんを見ていたら
ゆっくりまぶたを開いた彼が私を呼ぶ。
「あ、お水あるよ。飲める?」
「・・・お水じゃなくて、」
そう言って私の手を握った。
お酒に酔った二宮くんの体温が熱くて
手からそれが伝わってくる。
きっと私の心臓の音も
二宮くんに伝わっちゃうんじゃないかな。
「・・・2人のこと格好良い、て思った?」