第7章 陽泉モテモテ大作戦!
その日の夜7時。
『という訳でお願い!さつき!』
さつき「うん、いいよ」
翌朝。
待ち合わせ場所で、全員集合。
「打ち合わせ通りにね。行くよ」
一人オドオドした女の子は、さつきの友人らしい。
女子「よ、宜しくお願いします!」
氷室「ああ、よろしく」ニコッ
いうが早いか、氷室さん速攻でヘッドホン&文庫本。
作戦1!氷室さんを攻略不能にする!
「はじめまして、です」
さつき「桃井さつきです」
女子三人VS男子4人。
これは、氷室さんが攻略不能になり、女子が一人余るのを防ぐため。
劉「劉偉アル。宜しくアル」
福井「福井健介」
私の相手が福井さん、さつきの相手が劉さんだ。
さつき「劉さんは、中国の出身なんですか?」
劉「そうアル」
さつき「えー、すごーい!」
「劉さん、さつきの事本当に好きになってません?」
福井「ああ…桃井の演技もあるが、よく笑うから、タイプだろうな」