第7章 陽泉モテモテ大作戦!
劉「合コン……?」
「はい!怖くても逃げられませんからね。
そのうち岡村さんの優しさが分かってくると
思うんです」
福井「なるほどな」
「あ、メンバーは選抜してあります。岡村さんと劉さん、
福井さんに氷室さんです」
劉「紫原がいないアル」
「むっくんを呼んだところで、女の子なんか相手
にしませんよ。お菓子に夢中ですよ」
福井「確かに…!」
劉「でも氷室がいたらみんなそっちに行くアル」
「それも大丈夫です。用意する女の子は、好きな子
に声もかけられない地味女子ですから。そこに、
岡村さんが優しくすれば…」
福井「お、おお…すげーな!」
劉「ワタシと福井はどうするアルか」
「私と、私の友人も行くので、いい感じの演技をします」
劉「氷室が余るアル」
「ヘッドホン&文庫本で」
福井「お前何気にひでーな!」
「どうですか、岡村さん?」
岡村「完璧じゃ…ありがとう!」