第4章 誠凛高校
ザワザワ……ザワザワ……
河原「おい……」
福田「嘘だろ……」
降旗「黒子が……マークを外せない!?」
黒子「くっ……!」
福井「にタネを話すからだぞ?」
『彼は、パスをする際に
必ずアイコンタクトをします。だから、
選手の目線の先に、必ず黒子君がいます』
福井「本当だったんだな?」
観客「うわああここでファントムシュート!」
キュッ……
リコ「なっ!?」
観客「紫原がバックステップ!?どういうことだー!?」
『あのシュートの消える秘密は、打点の低さです。
DFは必ず下を向くため、そこから放るボールが
消えたように見えるのです。だから、バックステップをすれば
見えます』
ばしぃぃっ!!
観客「防いだー!やはりイージスの盾は強い!」
結果は、48-138
陽泉の勝ちだ。