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最終幻想と私

第1章 夢の始まり


何か赤い狂気がこちらを見てたーー







「おまえは誰だ?」


美しい女がいた。
真っ赤な美しい女。

「はじめましてーー。私、その刀がどうしても欲しいのよ。」


ーーは?


「去れ。」

バカバカしい。
なんなんだこいつは


俺が去ろうと後ろを向いたその時



ヒュン


パラパラ…切られる銀髪


この女…


「誰だ?」

こんな奴は知らない。
何だ…コレは?

「ふふっ、貴方の嫁よ。」

どう?嬉しい?

なんて好き放題言う始末。
嫁なんていらないがこんなのは絶対にゴメンだ。そう思いたい。


しかし、この狂気をまさに体現したような女。
こんなとこまでドレスアップしてくる神経ーー

とても普通の人間とは思えなかったー。
しかし、ソルジャーやセトラ、タークスにも見えないこの女…
いったんナンナノカ。


なんとなくだが、思った。
これは会ってはならなかったモノ。

いやーー在ッテハナラナイモノ





ブシュ


…?






「…!?」


生暖かい水

ーーそう、血だ。


反応が遅れた?
いや、速すぎてわからなかった。


女は目にも止まらぬ速さで攻撃してきた


キンキンッ


「あれ?弱いな…」

女はボソッとはく

弱いだと…この俺がか?


ズバッ

「く…」


この化け物じみた強さはなんなんだ…


「…。その武器弱いみたいだし。またの機会でいいや!またね〜。」


女は踵を返すとパチンと指を鳴らして消えたーーーーー




「なんだったーーーーー



……?

俺はさっきまで何をしていたんだ?」





























end.
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