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平和な世界で(ガンダムSEED短編小説)

第1章 のろけ話




「すぐ行くってーの!わりぃ、もう行かないと」

「二人きり?」

「え?あ、あぁ、みんな帰っちまって新人に整備の仕方教えるように押し付けられちまってさ」

「そう、楽しそうね。」

「いや、別に遊んでるわけじゃないんだぜ?楽しいも何も、」

そう。遊んでるわけではないのだ。仕事なのだから仕方ない。わかってる。それは重々わかってはいるけど、だけど、

「遅くなるんですね、わかりました。もう帰るのでお気遣いなく。」

「ちょ、」

「では。」

淡々と告げると一方的に切ってしまった。

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