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平和な世界で(ガンダムSEED短編小説)

第2章 失いたくない存在




「助けられた命があった、死なずにすんだ命があったはずなのにっ…、わたしは…私たちだけが助かって…っつ、」
涙を堪えれず、溢れだす。

「…それの何が悪い。」

「…えっ」

「助かってしまって?死んだ方が良かったとでも言うのか?」

「だってっ…!」

「ふざけるなよ!」

「っ!!」
はじめて聞く少佐の怒鳴り声に、びくっと体が反応した。

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