第6章 片付け
翔
『笑!じゃー風呂ためてこよー!!』
あや
『あっ!使い方教えてもらっていいですか??』
そうしてお風呂の使い方を、教えて貰い翔まだ寝室見せてないからと寝室に案内してくれた
そこには大きなベッドが一つと照明があるのみだった
翔
『今日から一緒に寝ようね?気付いてなかったと思うけど』
あや
『えっ?!』みるみる赤くなる
翔
『えっ!?ってどうやって寝ると思ってたの?』
あや
『布団とか敷いて寝るのかと…』
翔
『あぁーウチ布団ないよ!!笑!だから一緒に寝るよ?わかった??』
あや
『緊張して寝れないかもです…』
翔
『笑!真っ赤!!笑!!大丈夫寝かし付けてあげましょう!!あっ風呂沸いたし入ってくるね?』
あや
『えっ?あっはい!!何か用意しますか?』
翔
『えっ…!あ〜もう!!可愛すぎ!!大丈夫だよ、ありがと、さて風呂行こ〜』
と言って、あやの腕を軽く引き抱きとめあやのアタマに唇を落とし、お風呂に向かって行く翔 勿論、その後ろでは、あやが真っ赤な顔で床にペタッと座りこんでいた
お風呂場に入ると見慣れない可愛らしいお風呂セットが目に入りつい微笑む
しばらくしてお風呂から出る翔
翔
『スゲェいい匂い!!』と
あやを後ろから抱きしめ鍋を覗く
あや
『…っあの翔君??』
翔
『とか!!キッチンの定番やってみたり??』
あや
『…ぁの …焦げちゃいますから』
翔
『はいはーい!!』
腕を離し 冷蔵庫を開け ペットボトルの水を飲みながら冷蔵庫にもたれかかりあやの後ろ姿を見ていると
その視線に気付き振り返るあや
この時初めてお風呂上がりの翔の姿を見たあやは
『………かっこいい………』っと小さな声でつぶやく
翔
『……なに今の、こっちがテレるわ!!笑』
あや
『あっ!!つい!すみません』
翔
『ついって!!笑!』
あや
『出来ました!!』