第37章 一歩前進
翔
『貸して??』キッチンが対面式なのでキッチンを挟んだ状態で受け取りあっさりフタを開ける
あや
『ヤバーイ!!』キッチンから出て翔に抱きつく
翔
『!笑!!そんなに??笑!』
あや
『本当にこーゆう事ってあるんだね!!凄いカッコ良い』
翔
『笑!!普通だわ!!笑…』ポンポンとあやの頭に触れるとお風呂に向かう
おつまみを作り終わり翔のお酒のセットを用意していると丁度翔が出てくる
ソファーの前のテーブルにお酒をセットしてお風呂を済ませリビングにやってくる
翔
『その感じ久しぶりだね〜?!おいで??』
あや
『そーかも!!向こうだと翔くんのスエット借りてたからね笑!!』翔の隣に座る
翔
『この前話したソロ曲だけど出来上がってから聴いて??』
あや
『わかった!!楽しみ!』
翔
『で!!これね??笑』サメット島のガイドブックと予定表を出す
あや
『このスケジュール作ってくれたの??ありがとう!!』
翔
『他に行きたい所ある??』
あや
『ううん!!大丈夫!予定にシュノーケリング入ってるの嬉しい!!』
翔
『海行くならシュノーケリングはしないとでしょ?』
あや
『楽しみだね〜!』
ゆっくり時間を過ごしベッドで横になり話していると
翔の携帯が鳴り電話に出る
翔
『!!っぇ?どうしたの??泣いてて何言ってるかわからないよ………』
あやがベッドから出て翔の私服を準備する
そんなあやを見て驚きながらも微笑む翔
『!!!っ!!………今どこいるの??これから行くから待ってて…』電話を切る
翔
『ありがと!!女友達が何かあったみたいで…ちょっと行ってくるね??』
あや
『私送ろうか??』
翔
『いいの??』
あや
『うん!ちょっと待ってて?』