第36章 解決
あやが立ち上がり下を向く
翔
『………あや大丈夫だよ!おいで??』ソファーに座り後ろから抱き寄せる
二宮さん
『……あやちゃん…ごめんね…もっと早く助けられなくて…』
あや
『えっ!!イエそんな事無いです!!二宮さんもあいちゃんも助けてくれようとしてくれて……っ!!ありがとうございました!!すみません…でした……っ』泣き出すあや
翔
『……あやは、自分をかばってくれようとしてくれた2人に対して罪悪感でいっぱいなんだよ…本当ニノありがとね??』
二宮さん
『……いえ…』
翔
『………………』トシを厳しい目でみる
トシ
『…!!!…あやちゃん本当にすみませんでした!何を言っても事実は、変わらないから…これ以上言う事はありません!!!』
翔
『……何で予定と違うって気付いた時すぐにあやを助けなかったのか聞かせて??』静かに怒る
トシ
『それは……あまりの酷い状態に真っ白になってしまって二宮さんの呼び掛けで我に返りました………』
翔
『……何なんだよ!!……』強めに言い放つ
あやがビックリしてビクッとする
そんなあやの反応に翔はギュのと抱きしめ
翔
『……ごめんね?…』っとあやの耳元で言うと首を振るあや
あや
『……あの…私も一つどーしても気になる事があって……聞かせてもらっていいですか??』
トシ
『はい!!』
翔が抱きしめてる腕をあやが上から掴むと
翔
『……何??…』っとあやの手を上から包むように握りなおす
あや
『………あの私携帯に翔君の名前で登録してないのに、私の彼が翔君って知ってました………何で知ってたのかな?って………』
翔
『…あっ!!そーいえば…』
トシ
『……何で知っているかはわかりませんケド……あやちゃんの情報には詳しかったです……例えば……元彼に乱暴されてたとか………コンビニではたらいてたとか……美容室でイジメにあってるとか………』
二宮さん
『…ストーカー?』