第35章 傷

翔
『……！！！』
お風呂のドアを開けあやを抱きしめる


翔
『何があっても手放さないって言ってあるよね？？』



あや
『………っ……うん……』大泣きするあや


翔
『今日の事があっても俺はあやが一番大切だし、気持ちも変わらないよ！！むしろもっと大事にしてやろうって思うよ……今回の事で俺から離れるとか絶対許さないから……わかった？？これ以上そんな事言ったらマジで怒るよ！？……』

あや
『…………ありがとう……ごめんなさい…』


翔
『……うん……それでさ………それはいいんだけど……俺も風呂入っていい？？服ビショビショだし泡だらけだし……笑』


あや
『笑！！……うん……笑』



裸になりお風呂に入る翔
翔
『ごめんね？？こーゆう予定じゃなかったんだけど…』

あや
『笑！！ううん！！笑！！』


翔
『笑い過ぎじゃない？？』

あや
『だって……笑！！』

翔
『笑！！最終的にとんだサプライズになったわ！！笑』

あや
『笑！！確かに！！笑！！』


翔
『笑！！…そー言えば！！キッチンのメモありがと！あれ見てソロ曲書けたよ！！笑』


あや
『えっ？！読みたい！！』

翔
『笑……うん…いいよ！笑』

あや
『やったぁ〜！！』身体を洗ってる翔に後ろから抱きつくあや


翔
『笑…だからね？？そーするとあやも泡だらけになるから……笑！！…まっいっか………』軽くキスをする

あや
『……』真っ赤になるあや

翔
『…笑！！…あぁ〜可愛い！！笑』


2人で湯船に浸かる


翔
『もう身体平気？？』あやの身体を撫でる


あや
『うん……思い出すと気持ち悪いけど………』


翔
『…………もう綺麗に洗ったんだから…全部流れたって！！…』

あや
『うん………そーだよね！！……私…翔くん以外に触られても気持ち悪いだけなんだって思う！！』


翔
『…当たり前ね？？』