第1章 出会い
あやは、コンビニの仕事を終えると
一旦自宅に戻り着替えを済まし
本職の美容室へと向かった。
あや
『おはようございまーす!!』
従業員
『おはよー!!』『おはようございまーす』
一也
『おぉーあや!!今度のアップ講習お前いく? 行くなら一緒に行こうぜー』
あや
『うん、そーだねー!!
あ〜あこれでまた休み無しかぁ、でも講習は、受けたいしね〜』
一也
『彼氏もいねぇのに休んだって寂しだけだろ!笑
俺が一緒に過ごしてやるんだから有難く思え!!』
あや
『うん、そーだね!!ってなるかぁ!!あっちこっちの女子とあそんでる一也に 言われたくないですね!フン!!』
『本当に好きな人出来て後悔しやがれ!!!』
一也
『人聞の悪い事をいうなよー!!
俺は飯には、行ったとしても好きな女じゃないんなら それ以上の関係にはならねぇーから』
『誰かさんみたいに、働き詰めで異性関係がまったくない人には、なりたくないし』
あや
『それは、早く自分のお店を持ちたいから!!』
『招来の為ですー!!誰かさんみたく無計画じゃないだけです!!』
お客さん
『笑!!またやってる!!!笑』
『相変わらず仲良しね』
あや 一也
『いらっしゃいませ』
もはや、このお店では、この2人のやりとりは名物となっていて、これが楽しみで来るお客さんも少なくない
あや
『仲良しじゃなくて!!絡まれてるんですって!笑』
『こちらのお席へどうぞ』
一也
『それは、こっちのセリフだっつーの!!!笑』
お客さん
『笑!はいはい!!笑
だけど、どちらかにお相手が出来ちゃったら寂しくなるわよーきっと!笑』
あや一也
『……ない、ない』
香奈
『そーですよー!一也さんあやさんがどうなろうと絶対平気ですよー!!逆は、わからないですけどねー!!』
あや
『えっ!!いや、私もないからぁー!!笑』
『あっ香奈ちゃん次のお客様の流しお願いしまーす』
そうして、ここでもいつもと同じ毎日を過ごしていた
ただ一つあやは、気になる事が
最近香奈がイライラしてるようにみえた