第26章 ギャップ
翔
『俺も行くよ!!笑!ここなら平気だから!』
あや
『えっでも!』
翔
『病院の先生と前、色々あったし怖いでしょ??病院行こうって言ったら、嫌そうな顔してたし!!俺が一緒なら平気でしょ??』
あや
『本当にいいの??』
翔
『ほら、おいで??』
手を繋いで病院に入る
翔
『遅くにすみませーん!!…あやパーカー脱ぎ………って何でそんな赤いんだよ!!笑』
あや
『……っごめんなさい!!手を繋いだら!なんか!!…………』
翔
『………っ!!』無言でフードの上からあやの頭をポンポンして下を向く
先生
『笑!!そろそろ診察していいか??……』
翔
『お久しぶりです!!遅くにすみません』
急いでフードを取り赤い顔で翔と一緒に頭を下げるあや
先生
『翔が彼女連れて来るなんて初めてだから、親の気分で緊張して待ってたんだぞ!!初めまして翔の主治医の高橋です』
あや
『初めまして、星 あやと申します!遅くに申し訳ありません!』
高橋先生
『いやまだ19時前だし全然!!ところで何で翔がいいの??ごめんね?第二の親父としては、聞きたくて!!笑』
あや
『そうですよね??えっと…何て言うか!普通嫌な所も好きになれる人だからですかね??ん??何てゆーか!尊敬??えっと…コホッ…ごめんなさい何て言えばいいか…』
翔
『………笑!高橋さん!!あや困らせないで下さい!!』
高橋先生
『大事なことだろ??まぁ〜だけど、気に入った!!翔良い子見つけたな!?大事にしろよ!?』
翔
『わかってますよ!!笑』
高橋先生
『さて、手首みせて??』
あや
『お願いします!!』
高橋先生
『炎症はおきてるけど…大丈夫だな!!冷やして無理しないこと!!後は、たまに咳してるだろ??』
翔
『そーいえば…』
あや
『えっ??本当???』
翔
『たまーにね??』
高橋先生
『必要なら薬出してあげるから、上着脱いで』