第23章 想い
大野さん
『……翔くん俺帰るね』
翔
『うん!ありがとね』
2人だけのリビングに重い空気が流れる
翔
『あやさっきの話は………』
あや
『……ごめん!!少し混乱しただけ!!笑!!明日大野さんに謝っといて??笑!!沢山泣いたら頭痛くなってきちゃった…ごめんね??寝かせてもらうね??』
翔
『………うん…………』
互いに寝たふりをして朝を迎え…………
いつも通り仕事の時間に家を出るあや
翔も自分一人の仕事に向かった
少しの空き時間に携帯を見ると一也からメールが
(今日の分貸しですよ!俺もデートだったのに、講師の先生押し付けられるなんて まぁ楽しんできて下さい)
翔
『…!!!』嫌な予感がする翔
夜遅く仕事が終わり帰宅すると
あやの姿は無くリビングのテーブルにメモが残されていた
翔
『!!!!!!!!!』
メモには
お疲れ様です!!今まで本当にありがとう!自分ばっかり幸せにしてもらっちゃって……翔君が辛いと思ってるって気付かなくてごめんなさい!
残った荷物は申し訳ないですが捨てて下さい。
鍵はポストに入れておきます
翔は慌てて電話するも繋がらない
『一也には嘘を付いてるからそこには行かない、麻里ちゃん!!!番号わからねぇーよ!』
翔
『……違う……これで良かったのか……』涙を流す翔
次の日いつも通り美容室で働くあやだかカラ元気それに気付いた一也
一也
『昨日何かあった??』
あや
『えっ!?笑!!バレたか!!別れちゃった!笑』
一也
『えっ!だってお前!!』
あや
『ごめん今は、仕事に集中させて?笑』
翔サイド
嵐楽屋 翔
『あの!!ごめんあやと別れた!!』
メンバー
『えっ!!何で!!』
翔
『悪りぃ……ちょっと今話せそうにないから!今度』