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ハイキュー・黒子のバスケ(裏短編)

第17章 及川 セフレ(ハイキュー


「は彼女面しないから助かるよ」

いつだったかのピロートークで彼に言われた台詞。

頭をガツンと殴られたような衝撃に

泣きそうになるのを堪え

なんとか笑みを作ってみせた私は

讃えられるべきだったと思う。

それ以来、彼の温もりに抱かれつつ

何度も心の中で繰り返すのだ。

この人に溺れてはダメだ、と。

そう自分に言い聞かせてる時点で

もう手遅れなんだろうけど。
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