• テキストサイズ

海神の巫女の恋

第3章 川中島の戦い


川中島へは一日歩けば着きました。

目的地の丘の上に着くと、夜で今日はここで野宿になってます。

初めての野宿で、火は足軽さんが起こしてくれたのです。

寝る場所は、わらを引き詰めて地面で寝る形のようです。

夜ご飯は味噌汁、山菜のお浸し、ご飯です。

野宿にしてはいい方の夜ご飯でしょう。

ご飯を食べ終わった後に、直ぐに私は寝ました。

寝心地は悪くはないです。

次の日

朝になると、足軽さんが私を起こしてくれました。

足軽「どうやら、甲斐と越後が陣を取って両者睨み合いしてます」

私が今いる所に近い陣は甲斐です。

すると後ろから声がしました。

???「海神の巫女だ川中島に何をしにきたの?」

後ろを振り返ると、木々や茂み紛れやすい服装でどうやら忍びみたいです。

鶴姫「私は伊予河野軍鶴姫です、川中島には見学しに来ましたあなたは誰ですか?」

佐助「俺? 俺は甲斐武田軍真田忍び隊猿飛佐助」

そうだったのですね、でも甲斐忍びさんがここに来るってことは私達がここに来てるって両軍に筒抜けでしょうか?

鶴姫「私達の動向って両軍に筒抜けですか?」

佐助「確かに筒抜けだが、何もする気が無ければ別にいい」

そうですか、良かった。

そうだここで気になるのは、北条軍のよう闇の羽根の方がどう動いてるかを聞いときましょう。

鶴姫「北条軍の忍びの動きは知ってますか?」

佐助「伝説の忍びのこと? 各地で北条優美姫の情報探りをしてるみたいだよ」

北条優美姫の情報探りですか、北条軍としての仕事でしょうね。

佐助「聞きたいことはそれだけ? 俺は行くよ」

あと聞きたいこと、そうだ毛利軍の動きを聞き出そう。

鶴姫「待って下さい、毛利軍の動きはどうなってるのですか?」

佐助「そこも俺も、気になってて探りを入れた。 黒田官兵衛を捉えて地下通路に巨大な兵器を作ってるって噂だ」

佐助さんはそれだけを行って甲斐軍の方に戻って行った。

足軽「今の話が本当ならば、我々にも不利な展開になるでしょう」

そうでしょうね、この戦いが終わったら伊予河野に戻りましょう。

鶴姫「この戦いが終わったら伊予に戻りましょう」

みんな首を縦に振るう。
/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp