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海神の巫女の恋

第1章 海神の巫女


私は伊予河野軍鶴姫

今日もいい天気です〜朝の浜辺散歩はなんて、気持ちいいのでしょう。

鶴姫「いっ・・いったーい!」

なんなんですか? 足元を見ると木の板があります。

むむこれはあの海賊さんの物ですね。

ゴミを散らかさないでと、何回言えば分かるのでしょうか?

朝餉を食べてから海賊さんに、文句を言いに行きましょう。

屋城に戻って台所に行き、足軽さんにはなしかけましょうか。

鶴姫「あの、朝餉の用意お手伝いしましょうか?」

私が何時もそう言っても返ってくる答えは。

足軽「姫御に手伝ってもらうなんて、出来ませぬ」

鶴姫「そうですか? なら自分の部屋で待ってます」

私はそう言って、部屋に向かった。

さて海賊さんに文句を、言いに行くのは何時頃がいいでしょう?

このあとの予定はと・・・・。

寺の掃除

お茶菓子の買い出し

舞の稽古

礼儀作法の勉強

巫女としての勉強

どれか抜け出せないからしら

巫女の勉強は大抵一人だし、抜け出して海賊さんの所に行きましょう!

鶴姫「決めました〜!」

足軽「あの姫御決めたとは?」

私ったらウッカリまた、独り言を口に出してしまいました。

鶴姫「何でもありません」

足軽さんはいつ私の部屋に?

鶴姫「あの何時部屋にはいってきたのですか?」

足軽「五分前からずっと、声を掛けてたのですが。 姫御は全然気が付かなかったのです」

そうだったのですか?

これは私の何時もの悪い癖ですね。

朝餉を食べた後にお寺の掃除をした。

鶴姫「腰痛いです」

そろーりと抜け出して、森の奥に行く。

しばらく歩くと見えてきたのは、鬼のような門?

何時私は海賊さんのところに来てしまったのでしょう?

すると海賊一味さんが私に話しかけてきた。

長曾我部軍一味「鶴姫ちゃん? 何か御用で?」

そうでした私海賊さんのアニキさんに用事があるんでした。

鶴姫「海賊のアニキさんに会わせてください」

長曾我部軍一味「アニキに? いいけど」

案内されて、海の方角を見ているアニキさんに話し掛けた。

鶴姫「海賊のアニキさん?」

長曾我部「あぁん? なんだ鶴の字じゃねぇか? 何の用事だ?」

鶴姫「海にゴミを捨てないでくさい」

長曾我部「ゴミだぁ? なんのことだ?」

鶴姫「今朝十センチくらいの、木の破片が落ちていました」
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