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(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第6章 男子だって恋をする


「あなた……私に
一番言ってはいけないことを
言ってしまったようですね」

「ふんっ……図星か!
ざまあみろ鉄面皮……いや嘘!
今の嘘!だから金棒はやめて!」

「四の五の言うな糞色魔」

「ひィィ!」

頭に血が上るって
こういうことを言うんでしょうか。

きっと、嫉妬に狂った
私は醜いんでしょうね。

白豚(こいつ)以上に。

「鬼灯様!落ち着いて!」

「……シロさん」

「そうだよ!落ち着け!」

「白豚(おまえ)は黙れ」
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