• テキストサイズ

(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第6章 男子だって恋をする


どうも、私です。

ああ……いや、
別に現世の芸人を真似たとか
そういう訳ではありませんよ。

ただちょっと
考え事をしていたもので


いや、あの……本当は
(自己紹介が)
面倒臭かっただけです。


「ねえねえ!
鬼灯様ってば!」

「はい?」

「遊ぼ!遊ぼ!」

私の周りをモフモフと
走り回るシロ(犬)さん。

この方は元伝説の勇者に
仕えていた従者なんですが、
今は獄卒として地獄で働いています。

・・・伝説の勇者ですか?

桃から生まれて団子を餌に
いたいけな動物達を
奴隷にしたアレです。
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp