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(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第4章 【天高く神獣肥ゆる秋】


力強く引き寄せられる腰。

御猪口に注がれた日本酒を
クイと飲み干して白澤は言う。

「我说(あのさ)」

その横顔には、
普段の柔和な笑みではなく
僅かな怒りが浮かんでいた。

「……?」

一体どうしたんだろう。

紗英は
不安気な面持ちで
白澤の言葉を待つ。

しかし白澤はそれ以上
何も言おうとはせず、

ドサッ
「きゃ……!」

突然紗英を押し倒すと
荒々しく彼女を抱き始めたのだ。
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