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(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第4章 【天高く神獣肥ゆる秋】


「今年は鬼灯君が
大会委員長だっけ?」

顔も身体もでっかい
閻魔大王が呑気な声で問うた。

「はい」

パラリと大会資料を捲るのは
大王の第一補佐官・鬼灯だ。

歴史ある大会に
今年は鬼灯が何やら一工夫を
加えたらしいのだが、
はてさてどうなる事やら。

参加者は皆地獄で働く【獄卒】

罪深き亡者達を日々
呵責・拷問する
地獄の公務員だ。

彼らは皆、閻魔大王の部下であり
それと同時に鬼灯の部下でもある。
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