• テキストサイズ

(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第17章 【純情ロマンチック】


鬼灯から命じられた言伝に
紗英は愕然として、やがて
観念したように口を開く。

「挿……れて、下さい」

細々と紡がれる言葉。

恥じらった仕草が
可愛いと、鬼灯は
心底思ったのだが

しかし彼はまだ満足しない。

「よく聞こえませんね」

紗英の入り口を
淫猥な動きで
弄り続けて鬼灯は言う。

もっと
もっと

彼が求めているのは
自分を欲する紗英の姿だった。

(今だけでいい。
今だけは……貴女に
求められていたい)
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp