第13章 【花街ドランカー】
乳房を包み込む白澤の手。
彼の骨張った掌は
紗英の胸にゆっくりと
圧力を加えた後、
親指で中心の突起を弄った。
「ひゃ、ぁん……っ」
優しく指の腹で愛撫すると、
最初は柔らかかった先端が
徐々にその硬度を増して
プクリとした膨らみを作る。
「硬くなっちゃったね」
弄んだ紗英の胸元を
はだけさせて白澤は笑った。
「んっ……恥ずかし、い」
興奮した身体を見つめられて
紗英は恥じらったが、
「そんな事ないよ?」
白澤は彼女の右手を掴んで
自身の陰部へと誘っていく。
「ほら……僕も、もう
こんなに硬くなってる」