第3章 副長が鬼畜に 【土方十四郎】
ある日の午後…
真選組の女中として部屋にこもって
仕事を片付けていると
「おーい、ちょいと失礼するぜぃ」
「沖田さん!どうしたんですか?」
「ちょいといいもんが手に入ったんでね
にあげまさぁ、ほれ」
そう言われ渡されたのは、
リボンが巻かれたそんなに大きくない箱。
「あ、ありがとうございます…
これ、何が入ってるんですか?」
「それは開けてからのお楽しみでさぁ
んじゃ、俺はこれで…」
手をひらひら振ってそそくさと出て行って
しまった。
一人になった私は、さっそくプレゼントを
開けてみることにした。
何入ってるのかな…
沖田さんからプレゼントなんてされた事
無いしちょっと嬉しい。
期待しながら中身を開けてみると
小さなピンクの丸いもの。
…ん?
な、なんだこれ
手にとってみればコードまで繋がってて
その先には弱だの強だの調節する所まで
ついている。
こ、こここ…これってまさか
ロー○ー(ぴーーーー)!?
沖田さんに期待した私が馬鹿だった…
沖田さんの意地悪い笑みを想像して
ため息が漏れる。
それにしても大人のおもちゃなんて
初めてみた私は興味本位でそれに触れる
こ、こんなのあそこに入れるなんて…
さらにスイッチを押してみれば
ヴヴヴヴヴッ…
と、いやらしい音を出して振動しだす…
もう、沖田さんたらなんでこんなの
渡してきたんだろ…
ロー○ーを出しっぱなしにして
考え込んでいると
コンコン…