第1章 新しい世界
私は毎日のように、彼の部屋で制服を脱がされる。
今日はベッドの上で。
私の裸を点検するように眺める彼に、私は尋ねてみる。
「毎日見て、飽きない?」
「全然。こんな綺麗な身体が僕のものなのに、見ないのはもったいない」
彼が真顔で答える。
私はなんだかくすぐったい気持ちになる。
「ここに頭をのせるのが、最高に気持ちいい」
彼は、私の胸の上に頬をくっつけて、そっと頭をのせる。
私は彼の髪をそっと撫でる。
サラサラの黒い髪が、指の間をパラパラとほどける感覚が気持ちいい。
「気持ちいい…。朝までずっと、ここで眠りたいな…」
私の乳首を、指でぷにぷにいじりながら、彼はウットリと話す。
朝までは無理だなぁ、重いし。
と、思いながら私もふふっと笑う。
「今日はどうされたい?」
彼が私に問いかける。
ん…今日はね…。
「気持ちよくなりたい」
私は答える。