第1章 No.1
しばらく笑ったあと、和くんが真剣な顔をしてこちらを向いた。
由「和くん?」
和「俺と付き合って?」
そういえばあのときも…
キーンコーンカーンコーン…
由「やばっ!遅刻じゃんっ!」
バタバタバタッ
あの時授業に遅れそうになって走ってたんだったっけ?
ドンっ
由「すみません!」
和「あっ、うん。気にしないで。 」
とても優しそうで、大人びてて、背も高くて
かっこよくて、きっとモテるんだろうな。
あまりにも気になったから次の日もそこに行ったんだけど、あの人は現れなくて、その次の日もそのまた次の日も行ったけど、いなくて、それでもあきらめきれなくて…
すると次の日…
由「行ってきまーす!」
寝坊して急いで外に出たら足を滑らして書いたんからこけそうになった。
ハッと我に返ったときには誰かの胸の中にいた。
和「大丈夫?」