第15章 第十四章

黒子side
そして…
アナウンス『これより決勝トーナメント帝光中学校対鎌田西中学校の試合を始めます』
決勝戦が始まった。
相手は一卵性の双子？

決勝戦ボク達帝光中は思わぬ形でピンチに追い込まれることになる

さっき監督に言われた
青峰には何もしなくていいと慰めは逆効果だと
だからボクは何も言わない。

虹「双子かよ…珍しいなどんな奴らだ？」
と聞かれたとさつきは顔を見合わせ。
桃「それが…ほとんどデータがないんです…記録にも目立った点はないんですが…」
貴女「その通りです」
データがないそんなことってあるんですか…？

審判『チャージング！白八番！！』
黄瀬君…
何かがおかしい…
黄「どこに目ぇつけてんスか！？相手が勝手に転んだだけじゃん！んなジャッジ納得いくわけ…」
貴女「涼太君ダメ！」
ピー
審判『テクニカルファウル白八番！！』

虹「ファウルをもらうのも技術の一つだとはいえ…それにここまで特価した選手は初めて見たぜ
あの双子下手な一流よりやっかいだぜ」
そういうことですか

一度黄瀬君をベンチに下げた。
だがその後必用以上に慎重なプレイを強いられるボク達帝光はペースをガクッと落とす結果になった。
加えてフラストレーションとプレッシャーによる疲労。
ロースコアの試合展開今回初めて帝光が追いかける形となった。
貴女「前半終了。五点のビハインドで折り返ししかも大輝君がファウル四つ目…そして前半終了…」

赤「控え室に行くぞ」
貴女「うん！」