• テキストサイズ

あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第15章 第十四章


黒子side
ビー
審判『両チーム整列してください。それではこれより帝光中学校対上崎中学校の試合を始めます。礼』
選手「「よろしくお願いします!!」」
試合は順調に進んでいきました。
だけど…
*********
青「テツ…お前の言ったことは間違ってねぇと思う
けどやっぱダメだわなんか気づいてしまった」
黒「!?」
青「オレの欲しいもんは絶対見つかんねぇ
オレに勝てるのはオレだけだ」
黒「え…?」
どういうことですか…青峰君…

ビー
桃「青峰君っ!!さっきテツ君と…なんで…」
青「うるせーよちょっと外いってくる一人にしてくれ」

緑「まさかイヤな予感がこんな形で当たるとはな…」
紫「こーゆー時さー峰ちんを追うの黒ちんじゃないの~?」

赤「ああ…だが黒子にもショックなことだったはずだ今すぐにというのは難しいかもしれないな
だがすぐに次の試合が始まってしまう
最悪青峰がベンチでもやるしかない
その後宿舎で話をしよう」

黄「黒子っち…」
と心配そうに声をかけるすると…
ヴーヴーヴー

黒「すみません電話です…ちょっと席を外します」
部屋を出て廊下で電話に出る相手は…荻原シゲヒロ君
昔一緒にバスケをしていた子だ。
黒「もしもし」
荻『………』
黒「…どうしたんですか?」
荻『ワリィ…黒子負けちまった』
黒「…え?」

荻『もうちょっとだっ…たんだけどさ…あ~だめだっ…!悔しくてうまく話せねーわそっちは勝ったんだろ?』
黒「…はい」
声が震えてる…泣いているんだ…
荻『そっか…おめでとう応援行きてーけどこのあとすぐ帰んなきゃなんねーんだ…ワリィ』
黒「そんな…何度も謝らないでください」
荻『ああ…そうだな…ワリィ』
電話が終わって戻る。

ビー
試合開始
それから少し経ってからもう一試合青峰君は何か雰囲気が…
貴女「!?」
審判「アウトオブバウンズ白ボール」
ボクの出したパスが外れた。
審判「帝光選手交代です」

この試合大輝君四十得点を記録しボク達帝光は圧勝
準決勝へとコマを進めた。
そして翌日最終日決勝トーナメント準決勝
前日同様仲間からは投げやりにすら映る危ういプレイぶりにも関わらず
青峰君は決め続け五十一点を記録不穏な空気がまとわりつつも帝光中は勝ち進む。
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp