• テキストサイズ

あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第15章 第十四章


黒子side
貴女「…征君」と呟き第一体育館の外から中を覗いている背の小さい一人の女の子を見つけた。
黒「何してるんですか」
貴女「わぁっ!!ビックリした…」
黒「すみません。驚かせるつもりはなかったんです」
貴女「いいよっ!」
その子はまだ幼さが残っていて小学生にも見えた。


黒「第一体育館に何か用なんですか?」
貴女「えっ用?用っていうか…その…えと…」
黒「?」
貴女「幼馴染が終わるのを待っていて
いつ終わるのかなぁってちょっと見てて…」
黒「そうですか。そうですかじゃあボクはこれで失礼します。」

貴女「あたし、!」
黒「ボクは黒子テツヤです」
貴女「よろしく!」
黒「よろしくお願いします。じゃあまたさん」
貴女「うん!」

ボクはその場を離れた。この時ボクはと初めて会った。
黒「にしてもよく気づかれませんね。
それに“征君”って誰でしょう?」
それから用を済まし、第四体育館へ戻った。

赤「はぁはぁはぁ…」
みんなが帰った後、一人体育館で居残り練習中…
すると…

貴女「征君!」
体育館の外からさんの声が…
体育館の外を覗いてみると…
赤「待たせたね」
貴女「ううん」
赤「じゃあ帰ろう」
貴女「うん!」

黒「“征君”って副主将の赤司君だったんですね」
さんはまるで太陽のように明るい笑顔で赤司君と話していました。
黒「仲が良いですね。流石幼馴染と言ったところでしょうか。」
それからボクは放課後、さんがよく第一体育館へ行くところをよく見るようになりました。
おそらくまたこっそり覗いているんでしょう。
もしかして赤司君が好きなんでしょうか?
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp