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あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第13章 第十二章


黒子side
会場前
観客1「洛山高校だ。WC開催第一回目の優勝校であり、優勝回数も全校最多である。
最古にして最強の王者。それ故に「開闢の帝王」と呼ばれている高校…」
観客2「あの赤司征十郎を獲得した…」
観客3「“無冠の五将”もいるぞ」
観客4「マネージャーのも…」
会場に訪れている人達は口々に言っている。
有名ですね洛山高校は…。
ボク達誠凛は無名高ですし、でもこれから強くなって見せます。

相「さっ中に入りましょう。いい席がとられちゃうわ」

…会場の中
相「いい席取れたわねぇ良かったわ」
日「そうだな。試合開始までもうちょっと時間があるな…まぁゆっくりしようぜ」
相「そうね…ねぇ黒子君。
突然なんだけどちゃんがバスケ部に入ってたときのこと、もうちょっと詳しく教えてくれない?」

黒「…はい。ではまず…そうですね。
さんは入部してから、マネージャーの仕事の内容も覚えるのがとても早かったです。
黄瀬君のコピー並です。
さんの情報収集・未来予測能力は、桃井さんの情報収集・未来予測と少し違います。
情報収集の段階ではさんの情報が少し多いだけでほぼ同じ容量です。
そこから二人の分析、解析、絞込みなどがズレて違いが出てきます。
ボクも中学時代のとき二人のデータを見比べましたが、違っている部分が数箇所ありました。
そのデータを見せてもらったのは三年の後半で、もう完璧に出来るようになっているときです。
ボクには二人のどっちが情報収集・未来予測が合っていて間違っているのが分かりませんでした。
桃井さんはどっちも合っていると言ってました。」


相「そう、ありがとう教えてくれて」
黒「いえ」
相「あっ洛山高校だわ…最古にして最強の王者」
日「だな」
黒「もうすぐですね」
観客「きゃー黄瀬君!」手を振り返す黄瀬君。
日「海常もお出ましか」
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