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あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第8章 第七章


合宿最終日
ピピピピピピピ
黒「ん…」

カチッ
もう朝ですか…
黒「さんのところへ行かないといけませんね」
プルルルルル
プルルルルル
プルルルルル

黒「あっ」
ケータイが鳴っている。
相手はカントク?

黒「はい」
相『黒子君!!来て早く!ちゃんが!ちゃんが!』
黒「はっはい!」

リコの部屋
黒「失礼します!」
貴女「テツヤ…テツヤ…」涙を流している。
相「さっさっきからずっとこうで呼びかけても応えないのよ!もうどうしたらいいか…」
貴女「テツヤ…テツヤ…」手を握る。

黒「さん居ますよ。隣りに…」
貴女「テツ…」
黒「大丈夫です。ボクはここにいますから」
貴女「………」
相「すごい…何をしたの?」
黒「何もしてませんただ呼びかけただけです。」
相「とりあえず良かったわ」

黒「あのカントク、赤司君の名前は言いませんでしたか?」
相「赤司君?言わなかったわよ?」
黒「そうですか」
どうしてでしょうか…赤司君でなくどうしてボクを…
とりあえず赤司君を…

コンコン
黒「赤司君」
「………」
応答なし

電話は…
プルルルルル
プルルルルル
プルルルルル
赤『何だ。』
黒「さんが…」
赤『に何かあったのか!』
完全に目が覚めましたね。
黒「今部屋の前にいます。」

ガチャ
赤「テツヤ!がどうした!」
黒「すぐ来ましたね」
赤「は!」
黒「こっちです」

リコの部屋
赤「おはようございます。がお世話になりました」
相「いいのよ」
赤「テツヤ何があったのか教えてくれ」
黒「はい」

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