第6章 第五章
黒子side
相「自由時間よっ!みんなゆっくりして!」
どこにいったのでしょうか。あっいました後をつけて見ましょうか。
…後をつけて付いた場所は
カラオケルーム、洛山はしばらく自由時間らしいのでカラオケで気分転換ですかね?
受付を済ませてから1号室へ入ろうとすると…
高「よっ」
貴女「あっ高尾君。高尾君も?」
高「おう。ちょっと歌おうかなぁって」
貴女「一緒にどう?」ちょっと待って下さい!流石にまずいです!色々!
黒「さん!」
貴女「テツヤどうしたの?」どうしたじゃないですよ!
黒「ボクも一緒にいいですか?」
貴女「いいよー高尾君は?」
高「じゃあお言葉に甘えて」
1号室
貴女「私の最初の曲はね。私の好きな曲だよ。~♪」
優しい声色ですね…
間奏に入るとこんなことを言った。
貴女「私、この歌大好きなんだ。優しい思いになれるの」と言って再び歌いだした。
ボクはその歌声にずっと耳を傾けていた。
優しい声色だけど、少し切ないようにも聞こえる。
あなたらしいですね。
高尾君も歌い、次はさん。
「綺麗な歌声だなぁ」と高尾君。
高尾君もそう思うんですね。ボクもそう思います。
中学生の時から歌声がとても綺麗でした。
僕は歌ってるときの姿が好きです。
輝いていて見とれてしまうんです。
それを悟られないようにいっつも気をつけているんですが…
高「ごめん。俺そろそろ練習だわじゃあ」
高尾君は退室して行ったということは二人っきりだ。
「ボクはもうそんなに歌いません。ずっと歌っちゃってください」
「いいの!?」目をキラキラと輝かせる。歌うの好きですからね。
「えぇ」と言うとで歌いながら曲を入れ始めた。