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あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第5章 第四章


黒子side
…旅館
黒「ただいま帰りました」
相「おかえり黒子君」迎えてくれたのはカントクだ。
黒「赤司君は?」
相「あそこのイスに座ってるわ。凄く落ち着きがなかったのよ」

黒「そうなんですか。」
相「ちゃんは?」
黒「寝てます。おぶってきました」
相「…何があったのかは聞かないわ」と何かを察したのかそう言ってくれた。

黒「そうして頂けると助かります。」
相「そう」
黒「では、僕は赤司君のところへ行きます。」
相「行ってらっしゃい」と見送ってもらった。

黒「赤司君」
赤「テツヤか、はどうした」
黒「少し訳アリで寝ています」とイスに腰をかける。
赤「テツヤ」と言ってボクにハサミを向ける。

赤「テツヤ、泣いた痕があるがを泣かせたのか」
黒「違います。昔の、帝光中時代の話をしていただけです。」
赤「何故泣く必要がある。理由を話せ」
黒「言えませんと言ったら?」
赤「強引にでも言わせる」とハサミを喉元へ。
黒「言いません」
赤「そうか。ならこうするまでだ」ハサミを大きくふりあげ…
貴女「だめぇぇぇ!!!!」と大きな声を出したさん。
赤「!!」

黒「さん…!」

貴女「元チームメイトを殺そうとしたんだね。征君の馬鹿。それと、テツヤと話してた話は口が裂けても言わないよ。
殺してくれたって構わない。それだけ言いたくないの…」
赤「……分かった」
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