第16章 第十五章
黒子side
黒「後は話したとおりです。ボクはそれからバスケ部を辞めて現在に至ります。」
相「そう…なるほどね。ちゃんはどちらかと言えば先を読むより正確に深く読むほうが得意なのね」
黒「はい。中学の頃はそうでした。ですが今は未来(さき)を正確に読み、さらに深く読みます。本当にもう二年で完璧だったんです。
でも彼女自身「もっと未来(さき)を読んで正確じゃないと完璧に出来ていない。だからまだ完璧に出来ないと言ってました。
そして完璧に出来るようになったのが三年の卒業間際。
それから才能が開花して今はこんなに強いんです。
さんを倒す対策を見つけるのは…」
相「難しいわね」
黒「はい」
相「さぁ話は終わりよ!みんなデザートとか買ってきてるからそれ食べましょ!」
皆「「おう!」」
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黒「火神君…食べすぎです」
火「ひーだろへふに(いーだろ別に)」
いつかのようにリスみたいに食べてます…全く呆れてしまいます。
でもこういうのもいいですね。
そうボクはあのときのように帝光時代のようにこうやって笑いあったりしたいんです。
さんがいて、赤司君がいて、黄瀬君がいて、緑間君がいて、紫原君がいて、青峰君がいて、桃井さんがいて。
そんな日常がもう一度これはボクの自分勝手なのかもしれないですね。
でもこれはボクの願いなんです。皆さん許してくれますか?