第5章 04
(-財前視点-)
今日は謙也さんに借りていた漫画を返しに先輩らのクラスへ行く
財前(北条先輩にあえる・・・!)
階段を上り終えて、右に曲がろうとしたその時・・・
《ドンっ・・・!》
あかん、誰かとぶつかてしもおたわ...。
俺らしくあらへんな...。
?「いてて・・・」
ん・・・?
この声は・・・、まさか・・・!!
『あっ、財前君!?びっくりした!こんな所で会えるなんて・・・!』
財前「先輩!あ、ぶつかってしもおてスンマセンした...。」
『あぁ、大丈夫だよーwこれくらい♪しかもこっちの不注意が原因だし!』
先輩は優しい人や。ほんま。
俺が走って突進してきたの、気づいてはるのに。
財前「あ、話変えますけど、先輩これからどこ行きはるんスか?」
『2階の職員質にこのプリントを届けに行こうとしてたの。財前君は?』
財前「俺は謙也さんに借りた漫画を返しに行くッスわ」
『そうなんだ!んじゃ、またお昼に会おう!』(ニコっ
財前「///っ!・・・ッス」
ほんま先輩は・・・
『無防備すぎやろ』
(なんや財前、ええ事でもあったんか?)
(謙也さんには関係ないッスわ)
(ほーん、さては北条やな)
(・・・、まっ、しゃあーないッスわ