第3章 02
(財前視点)
俺がミカサ先輩を知ったんわ、丁度一ヶ月前の5月やった。
(-回想開始-)
その日は授業サボろう思おて、屋上に行ったんや。
そしたらミカサ先輩が先に屋上におって先輩が・・・、
『あれ?君、2年生?』
財前「そうッス・・・」
『だよね、見かけない顔だなと思った♪』(ニコっ
財前「!?・・・ッス」
まず思ったんは、可愛い。
次に思ったんは・・・、
「俺の事知らん人がこの学校におった」っちゅー事やった。
『あの、さ・・・名前、聞いてもいいかな・・・?』
財前「財前光・・・ッス」
『財前君、ね!私はミカサ北条。宜しく♪』(ニコっ
(-回想終了-)
そこで気づいた。
「一目惚れしてしもおたわ」
それからよく屋上で会うようになって、かなり仲良くなった。
今日も先輩に会いに行く。
財前「・・・楽しみやわ」
謙也「なにが?」
財前「うっさいッスわ」
白石「謙也、気にすんなや。我慢や、我慢。」
謙也「うぅ・・・」
『先輩に会いにいくのがゆういつの楽しみ』
(財前、最近ヒドない?)
(謙也さんがウザいだけッスよ)
(俺、何かしたか・・・?(T▽T))
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