第7章 06
(-in屋上-)
白石「おっ、おったで。財前とミカサさん」
謙也「ほんまにおったな。なんや楽しそやな」
白石「ほんまやね。あんな財前、見たことないわ」
ほんまに財前、楽しそやわ。
そないミカサさん好きか(笑
まぁ、顔も美人やし、性格ええらしいさかい、
財前が好きにするのもおかしくわないわな。
謙也「こないミカサさんをまじまじと見たの初めてや」
白石「俺もや...、!」
あかん、ついミカサさんの方に視線が行ってまう。
本来の目的は財前や。
財前に集中せんと。
謙也「そろそろ二人の話聞かんとちゃう?」
白石「せやね。ほな黙ろか」
財前「ミカサ先輩、後ろに招かるざる客が来てはるんすけど...」
『え・・・?どういう意味?』
財前「はっきり言えば、邪魔が入ったっちゅーことっすわ」
『・・・!!、そ、そうね...』
ん?俺らのこと言うてるんか?
いや、ちゃうわ。せや、絶対ちゃうわ
謙也「白石、俺らとっくにバレてるで...」
白石「やっぱり...」
謙也「財前が出て行け言うてるけど、そうしよか?」
白石「しゃーないわ...、今日は諦めよか...」
謙也「せやな。そうした方が良さそやわ」
俺が少し財前達の方を見ると、財前がめっさごつい顔で俺らを睨んでた。
『財前...、怖っ・・・!!!』
財前(すんません。ミカサ先輩。またうちの部長らが...)
ミカサ(い、良いのよ・・・!き、気にしてないから・・・!汗)
財前(部長ら...、後でしばいたる・・・)
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