• テキストサイズ

Work bitcH【黒バス•裏】

第6章 ズルい男《今吉翔一》





「今吉さ、ん……っ」

「何や?」

先端から口を離し、私の方へ顔を向けニヤリと意地の悪い笑みを浮かべる彼。



「また何か不満でもあるん?」

「っ…それは……」

「ゆうてくれんと分からへん」

「…っ」

(分かってるくせに……っ)

この人はいつもこうだ。
私がして欲しいことを分かってるくせに知らないフリをする。
結局、私もこの人の策にまんまとハマってしまうんだけど。
たぶん惚れた者負けってやつ。



「……ワシ、素直な子が好きなんよ」

耳元に寄せられる唇から紡がれた甘い響き。



(ズルい……っ)

〝好き〟だなんて、そんなこと言われたら……。



「っ…、ココも…ちゃんと触って下さい…っ」

今吉さんを潤んだ瞳で見つめながら、彼の手を自分の秘部へと誘導する。



「ほんま可愛えな、自分。上出来やわ」

今吉さんは満足そうにニヤリと笑い、私の秘部を指でなぞった。



「ひゃっ、あぁっ…んっ」

「よお濡れとるやんけ。そんな触ってほしかったんか?」

「やぁあっ…、分かって、る…クセに…っ」

「せやから分からへんて」

「う、そ……っ、んぁっ」



/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp