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薄桜鬼 群青桜

第7章 再開


土方「お前の言うことは白く真っ当だ。だかな、それをする為に必要な立場は何も幹部にこだわらなくても出来るはずだ。俺は組長という立場を降りてもらうと言っただけでお前の情報集めを阻害したい訳じゃねぇ。ちゃんと代わりの策を講じてある。」

平助「俺らはお前の体調を心配してるだけで邪魔したい訳じゃねぇんだ。安心してくれ。」

そうか。私はとんだ勘違いをしていたのだな。

千月「では今後の私の処遇はどうするつもりなのですか?」

土方「今後は幹部の補佐として巡察等に参加してもらうつもりだ。戦については怪我人の手当てに当たってくれ。」

手当て…か。
余計に発作が起こるかもしれんな。
最近は力を使ったせいか、時折微熱や軽い咳が見られるようになっていた。

確かにここで足を引っ張っては本末転倒。情報集めにも支障が出る。

私自身も最善の方法だと信じて承諾した。
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