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薄桜鬼 群青桜
第1章 銀
ザッ…ザッ…
静かな街に地面を擦って走る音だけが響く。
「ケケケ…ゥヒャャャハァァ‼︎‼︎」
それを追うように人とはとても言い難い何かが奇声をあげている。
これは何?
何が起こったの?
状況が全く飲み込めない。
今わかるのはただ一つ。
追いつかれれば殺される。
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