第5章 少女の過去
その軍隊さんに
殺人兵器の話をした。
何故そんなことを話したのか分からない。
ただ、100点をとれて
親に自慢するように
殺人兵器の完成を自慢したかった。
軍隊さんは不審な顔をしたけれど
しばらく私の話を聞いているうちに
血相を変えた。
そして、その兵器を使ってはいけない、と言った
私が不機嫌そうにしていると、
政府の偉い人間にはしてやる
何でも言うことを聞いてやる
なんて、都合の良いことを言う。
それでも不機嫌にしていると、
その証拠に、ある特殊部隊の隊長にしてやる
と言った。
私はそれを承諾した。
そう、それこそが
暗黒組織特殊部隊だ。