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暗黒組織特殊部隊
第5章 少女の過去
つまらない学校から帰ると
また、老紳士が倒れていた。
寝ているのかとも思えた。
それならば、寝かせといてやろう。
そう思った。
それから、何時間も待った。
0時を告げる鐘が鳴り響く。
老紳士は、相変わらず倒れたままだ。
さすがに、何かおかしいことに気がつく。
だから、前日と同じように電話をかける。
まもなくして聞こえてくる
けたたましいサイレンの音。
いつもならば賑やかなはずの
静まりかえった私の家。
老紳士は、病院へと運ばれていった……。
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