第9章 本当の繋がり

「貴夜、無理しなくてもいいんだよ?」

「大丈夫、出来るから…」


多分…。

と、心の中で言い、隼人のベルトを緩めた。

今隼人はソファに座っていて、俺はその前の床に座っている。

下着もずらし、隼人のが現れた時に一気に心拍数が上がった。


「ほ、本当に大丈夫か?」

「大丈夫だって!」


少し頬を赤らめてる隼人から視線を外し下に持っていく。

普通に、普通に…。

そう心中で唱え、隼人のを口に含んだ。


「んっ…」


ピクッと、隼人の体が跳ねる。

行為を続けていくうちに、俺も慣れてきた。


「んぐっ……ふ、ぅ」

「貴、夜…くっ…!」


上目遣いで隼人の様子を伺う。

声を我慢して、体を震わせている。

もう、イきそうなのかな…。


「隼人、もうイきそ?」

「そこでっ…喋んな……あっ!」


そっか、もう…。

俺は隼人のそれを強く刺激した。


「ぅぁ……も、イ……!」


隼人から出てきたモノが口内に広がる。

俺はそれをゴクンと飲み干し、隼人を見上げた。

ぐったりと背もたれに寄り掛かっている。

気持ち良かっただろうか。

でも、まだキツそう。

俺は震える手で自らズボンと下着を下げ隼人に股がった。