第4章 *跡部、進撃の世界にトリップするの巻*
「もっと喰い方があるだろ!」
「……何やっとるんや、跡部」
「ん?忍足…?」
全裸野郎の食道を滑り落ち、胃袋にダイブした瞬間に聞こえた忍足の声。
辺りは見慣れた生徒会室。
どうやらこの俺様がうたた寝をしていたらしい。
「喰い方てなんやねん……」
「俺様は全裸巨人に喰われた」
「わけ分からんわ……」
「見たことないくらいのデカさだったぜ」
「まあ……巨人言うんやからなぁ」
「俺様のスマッシュが全て無効にされた……練習しないとな」
「自分巨人に向かってラケット振ったんか?アホやなぁ」
「おい忍足!練習だ!行くぞ!」
「寝とった奴に言われたくあらへん……」
後樺地も加えて3人でコートに向かった俺達。
夢とはいえ、なかなか迫力があって楽しめた。
そういえばあの刈り上げ、名前は何ていうのだろう。
*終わり*
「なあリヴァイ、さっき誰か運んでたよね?」
「知るか」
「今居ないみたいだけど……何処行ったんだい?」
「クソになるわけねぇと言っておきながらクソになりやがった」
「ははは!やだなぁリヴァイ、巨人は排便しないと何回言えば分かるんだ?ははは!」
「黙れクソメガネ」