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ペテン師の仮面

第4章 TARGET:3


ダンダン!!

「ふぁっ!?Σ」

「リリィ!!
いるんだろ!!
朝だぞ!!」

「…………今何時ですか…」

「7時だ!!」

「……あと2時間寝たいって言ったら怒る?」

「出ないなら蹴破るぞ!!」

「わ、分かった!!
扉を開けるから数分待って!!」

そう言ってベッドから飛び起き服が入っているリュックから黒のシャツを出し袖を通しボタンを閉める
またリュックの小さいポケットから眼帯を出し眼帯を身に付け急たちドアを開く

「お、お待たせしました…えーっと…ねーさん」

「レオーネだ!!
おい…そんな格好で出てくんなよ…
つかどっかで見た顔だな…」

そう言ってずかずか入りさっきリリィが寝ていたベッドに座る

「多分見た事あるよ(笑)」

「まだ荷物全部だしてなかったのか?
早くだしなね、しわくちゃになるぞ」

「あ、うん。
昨日疲れてたし…じゃあちょっと荷物出すね」

ドアを閉めそのままの格好で服を出してクローゼットに入れる

「あ、思い出したお前。
道化師エシラだろ?」

「あ、思い出した?
バレるかなってヒヤヒヤしてたんだけどなぁ…」

「やっぱり?
そう言やぁお前女の私の前でフツーにいられるな…つか胸ありそう(笑)」

「同姓だからね(笑)
胸はねーさんより無いけど触る?」

「は??」

「うん??
また僕は変な事言ったかな?」

「いや、お前振る舞い方とか仕草だとか全部自然だったから…
あーでも嬉しいかも!!」

「ならいいけど…じゃあ今日は女の子らしい服を着るね?」

そう言って白いベストパーカーを身に付けてポケットからスカイブルーのネクタイを締める
近くにある椅子に座りタイツを履く

「れ、レオーネ…じっくり見られると恥ずかしいよ…?////」

「いや、服の履き方がエロいなって…

「そ、そうかな?
生足出すのは好きじゃないからね…」

と言ってタイツを履きあげる

「わぁー、今時のフェイクニーソとガータ?」

「う、うん。
何か恥ずかしいからズボン履くよ…」

「えー!!」

「短パンだから安心して!!///」

そう言って短パンをリュックから出し履く
太股にはフェイクガータの柄が見えている

「靴は?」

「安全ハイカット!!」

「安全?
ハイカットは知ってるけど」

「安全靴だよ(笑)
それを可愛くした感じ」

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