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お菓子な妖精

第2章 1欠片目



今日も私は友達とお菓子を片手に帰る。

「柚璃はいつでもお菓子だよね(笑)
進路とかはどうするのさ?」

「……うーん、め○じの工場に就職して、つまみ食いがばれてやめさせられる…見たいな?」

「おいおい…いきなり辞めるのかよ、つかダメじゃん!! つまみ食いなんてさ!!
あんたが何で駄菓子屋でバイト出来てるのかが不思議だわ!!」

「………見張りが着いているからね
あとは…セブン○レブンで社員目指すとか?」

「フリーター決定じゃないか…(^_^;)」

「そう言う…あんたは?」

「私は専門学校よ!!」

「あーハイハイよかったね((ポリポリ」

「ムッかつくわね…
まぁ、工場に就職するんだったら頑張って応援してるからさ」

「うん、ありがとう。
でもね今の私にはそれはもう頑張れるアイテムが家にあるのよ!!
しかもチョコレートの人形だよ!!
私の‘フェアリー’になって叶えてくださるんだってさ!!」

「どんだけよ…(^_^;)
まぁ、め○じかグ○コのどっちかの工場に就職するならお菓子頂戴ね?
私、こっちだからじゃ!!」

「はーい、バイバーイ!!」

そう言って友達と別れる柚璃
高三と言う大切な時期になんて縁起の悪い話をしているのかは多分自分の未来に向けて(?)の事だろう。
柚璃は相変わらずお菓子を口に方張りながら家路に帰る

「(何か面白いことでもないかな?
合っても自分が楽しめる範囲で…
まぁ、無いよね? 家に帰ったら人形にでも話し掛けるか)」

と考えながら歩くそして家では大変な事になっているとは知らずに…

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