• テキストサイズ

お菓子な妖精

第3章 2欠片目


「……っっ!!!?Σ」

「このように砕きます。
怨念をぶつけて(笑)」

「……………」

「柚璃??」

「……ビターさん、お願いです
いつになったらこの拷問は終わりますか?」

「え?
あと30分はゆうに続くけど?」

「気持ちが悪いので腕が再生しましたらお呼びください…
切実にお願いです
私もう着いていけません…」

「あ、うん。
分かった…」

そうして柚璃は何かスゴいリビングから抜け出したのだった

★☆★☆

そして1時間後、ビターの呼び声によりリビングに戻る

「再生したんですか?」

「うん、何だっけ?
スライ…」

「ごめなさい私が悪かったです…」

「うん??
何も悪くないけど…?」

「と、ともかくなぜ腕が?」

「ああ、それは言えば長いんだけど…」

「長いと言うと…?」

「柚璃を助けた時にボキリと…」

「全然長くなくね?
私が倒れたときに?
だからあまり痛くなかったし甘ったるい匂いがしていたんだね」

「そんな感じ!!
んじゃ、これからもよろしくね!!」

と言われ反射的に手をとり「うん」と言いそうになる柚璃

「う…じゃねーよ!!?Σ
ともかく、何で私の家で暮らすの?
裕福な家がいいんじゃないか?」

「俺は裕福な家よりここがいい。
つか俺のパパ、ママもこの家の誰かとやってるから大丈夫だ」

「何処がだよ!!
つかアンタがパパ、ママっ子だとは思わなかったね!!」

「んなことどーでもいいよ
ちゃんと柚璃ん家に‘ホームステイ’していいって言ったら柚璃の両親‘いいよ’って言ってくれたよ!!」

「あの二人はどれだけなのよ!!
フェアリーとは言え男だぞ!!」

「大丈夫、どんな事しても人間とフェアリーの間に子は出来ない!!」

「‘どんな事’って何!?Σ
つかするつもりなの?? 恋愛とか得たいの知れないアンタとするのやだよ!?」

と言って少しビターから距離を置く柚璃
そして信じらんないことを言い出すビター

「何言ってんの?
下着洗った仲でしょ?
俺の好きな柄あったし!!////」

と言ってポワンとなるビター
柚璃はワナワナ震え

「激!! 粉☆砕っ!!」

ビターに殴りかかり

バキッッ!!!?Σ

首が飛んだ

「いってぇ!!
何すんだよ柚璃!!」
/ 11ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp