第7章 いってきます。
-アメリカへ立つ日-
父:そろそろ、搭乗の時間だ!
母:美羽
美羽:はい…
これに乗ったら、半年間帰って来れない…
やっと飛雄にも会えて、皆に隠し事もなく居られると思ったのに…
日向:美月ぃー!!
バーレ部全員:おーい!
美羽:皆!練習は?
大地:見送った後でみっちりやるよ
美羽:大地さん
スガ:黒羽!絶対帰ってこいよ!
美羽:はい!必ず戻ってきます!
田中:元気でな!
のやっさん:無理するなよな?
美羽:はい!ありがとうございます!
旭:身体に気を付けてな
美羽:はい!(泣
日向:おっ!泣いてんべ!
美羽:泣いてない!
日向:絶対!戻ってこいよな!
美羽:うん!それまでに、レシーブ磨いといてよね!(泣笑
日向:う゛!うっさい!
影山:美羽、待ってるからな!
美羽:うん!待っててね!(泣
月島:あんま頑張り過ぎない様にね。それと…
月島がポケットから何かを出してきた。
月島:向こう付いてから、開けて。(小声)待っててあげるから。絶対!帰って来なよ!
美羽:泣)うん!ありがと…!
大地:黒羽!これ、皆で書いたんだ!貰ってくれ!向こうで、辛い事とかあった時。俺たちが居るって事!忘れるなよ!
田中:コートのこっち側はもれなく味方だぜ!
美羽:みんな!ありがとうございます!(泣)
父:美羽、そろそろ
美羽:うん。 それじゃぁ、皆!行ってきます!
後ろで、皆の声が聞こえる。
私は涙を堪え、必ず戻るとそぉ、決意し飛行機に乗った。。。