第4章 合宿!!
-お風呂場-
美月:嗚呼…。ヤバイ、ふらふらするぅ。やっぱ熱下がってないのかなぁー。
まぁ、大丈夫でしょ(笑)
-ガラガラガラ-
美月:えっ…
お風呂場の扉を開けたら、影山がいた。
使用中の札はかかってなかった。
因みに、タオルなんかは巻いている訳もない。
美月:…き、きゃぁー//
私は思わず叫んでしまった。
美月:(な、なんで?皆寝てた筈なのに…飛雄も寝てた筈なのに…)
影山:おま、んで…。え
美月:飛雄こそ、寝てた筈なのに…
影山:え…。目が覚めたから、入りに来たんだよ。
美月:そ、そぉなん…ックシュ、ックシュ
影山:と、とりあえず。入れよ。そのままじゃ風邪引く。
美月:あ、うん…
影山、美月:(き、気まずい…)あっ、あのさ。
影山:先に言え。
美月:黙っててもらえないよね…?この事…。
影山:女なら、女子バレー部行けばいいのに、なんで男バレの方なんだよ。
美月:それは…女子バレ部はやる気がないって、朝練とかも皆出て無いって言うし…
小さい巨人に憧れて、あの場所に自分も行きたいって思ったから…
影山:…。1つ聞いていいか?
美月:うん。なに?
影山:お前下の名前なんて言うんだ?
美月:美羽…。ここでは美月だけど…。
影山:美羽…小学校途中まで一緒だったよな?
美羽:うん。家が近所で、よくバレボしてたよ。
影山:やっぱりそーだったか。
美羽:この間、聞かれた時びっくりした。本当は、久しぶり美羽だよ。約束叶えられるね。って言いたかったけど…
言えなかった。
影山:そぉか。この事知ってる奴は?
美月:この事って?私と影山が幼なじみってこと?
影山:男と偽って男子バレー部入ってる事。
美月:月島には最初の方でバレちゃった。
影山:なるほど。やっとあいつの言動がわかった。美羽がここまでして男子バレー部に入った訳もわかったし、ダメだって言っても聞かないだろしな。
美月:ありがとう!!
影山:これから、バレない用に俺も協力する。
美月:ありがとぉ、飛雄。(ニコ
影山:お、おう//そ、そろそろ上がるか
美月:うん。